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寒いですよ

雨ばかりなので寒いです。
暑すぎるのは嫌ですが、雨ばかりだと寒いのはともかく、洗濯できないのでこれも嫌……勝手だなと思いつつ、その思いは払拭できませんねw

という話とは関係ありませんが、先日『下町のパナマ運河体験クルーズ』というのに乗ってきました。
水位の違う川を水門で区切って、水を抜いたり足したりして水位を合わせるあれです。川船というものに初めて乗りました。面白かったです。
写真はそれの水位調整中の壁付近なんですが、水面に壁が映り込んでいるため、どこまでが壁で、どこからが水面なのか境目がわからなくて、夢で見る光景っぽくないですか。不思議な写真になりました。
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このツアーはオリンピックの工事の関係で? 9月いっぱいまでしかやっていないそうです。あの辺も護岸を新しくするみたいですね。
スカイツリーのすぐそばから発着してます。

グレーテルのかまど感想

 Eテレの『グレーテルのかまど』で「津軽 おばあちゃんのリヤカーアイス」をやっていたので見ましたよ〜。連投ですが今のうちかと思って書いておきます。
 しかしまさかご家庭で作れるとは……。うーん、私も作らなきゃダメか。
グレーテルのかまど レシピ一覧 http://www.nhk.or.jp/kamado/recipe.html
 7月5日午前10:25〜10:50に再放送だそうなので、ご興味のある方はご覧ください。

 青森では「チリンチリンアイス」か「カランカランアイス」という呼称が主流で、「リヤカーアイス」とはほぼ聞いたことがありません。これ、もしかしたら長崎のチリンチリンアイス屋さん(こちらも歴史は長い)が「チリンチリンアイス」の登録商標を取ったためかも? NHKはそういうのNGですもんね。
 そしてもしかして、青森よりよほど知名度がある長崎のチリンチリンアイス、秋田のババヘラの方にしなかったのもその辺なのかしら……権利関係。ババヘラも登録商標です。なんでまたマイナーな青森の?? って思ったんですよ。真相はわかりませんが、可能性は無くはなかろう、と思いました。

 青森県弘前市の藤田アイス店を取材していましたね。
 作り方は大変興味深く……と言うか、私の予想通り、乳成分と卵は無しだと判明! 秋田のババヘラとの差異はやはりそこだと断言できるでしょう(ババヘラは脱脂粉乳が入っている)。 ※昔書いたチリンチリンアイスのページで触れていますが、秋田のババヘラと青森のアイスは成分、味、見た目が違います。
 そして案の定バナナエッセンス(バニラではない)! でも…弘前市方面では最近のデフォはリンゴ味なんですよね。少し前に藤田アイス店のを食べたらリンゴ味でした。なのでバナナ(プレーン)は指定しないと出てこないかも……? もしバナナ味目当てで行かれる方はご注意を。あと、基本的に夏季限定です(最近は店舗販売、通販をやってます。弘前市方面は藤田アイス店、小山内冷菓店。鶴田には棟方冷菓店もあります。ほか、青森市、十和田市、下北方面、八戸方面にもあります。弘前市方面以外はバナナがデフォ)。

 ついでに青森のバナナ好きについて言及がありましたね。例のバナナ最中も。「バナナの○○」という名前の八百屋は昔はちょいちょいあったはずです。最近めっきり見なくなったなあ。青森市には「バナナの六さん」がありました。
 後継者不足にも触れていて、うんうん……と思いました。それからアイスの屋台売りは戦後、農閑期の女性の仕事として始まったというくだりがありました。夏って農閑期なのかな? ところでこれは最近、私の母から聞いた話ですが、青森市で売っていたある男性のアイス売りは、冬には焼き芋を売っていたそうです。そういう専業屋台の人もいたようです。

 前のアイスの記事にいくつか反応をいただいていたので、ここぞとばかりに……な感想でした!
 アイスに限らず、こういう地元フードは面白いですよね。

あれっ、6月の投稿がない…?

と思ったら、投稿じゃなくて下書き保存していたという……何回繰り返せばこの凡ミス地獄から抜け出せるんでしょう。

拍手からのメッセージありがとうございます! 全部読んでます!
お前が言うななんですけども、なぜみなさんこのサイトを未だにご覧になっていたのか……; なぜお気づきに!? というありがた不思議さでいっぱいでございます……。ほんとにほんとにありがとうございます!🙏

ファイルを漁っていたら古い絵があったのでそこから1枚〜。2014って書いてありますね。
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今日は暑いので

 アイスの話をします(?)。
 帰省の時に青森県内のチリンチリンアイスを探して食べています。夏だけ屋台で売っているアイスです。
 まだ十和田・南部方面に行けていないので今年こそなんとかしたいのですが…。交通の便が難しいのでなかなか。
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↑ここ数年で食べた青森県内のアイス。製造元を気にして食べるおたく。味などちょっとずつ違います。

 県外についても調べるようになり、宇都宮近辺に「レインボーアイス」という地元アイスがあると知り、おそらくこれはチリンチリンと同系統だと直感して食べに行ってきました。
 やっぱりチリンチリンと同じで、花見とか運動会とかのイベント時にしか現れない店なのだそうです。屋台は夜店の時に出るような固定式のお店。(最近は店舗もあるらしい。)
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 質感は予想通りチリンチリンと同じ系統でした。びっくりしたのは、色ごとの味(香り)の違いが明確。それぞれ果物の味がちゃんとします。

 食べに行った時、宇都宮に来てそれだけってのものなーということで(何かのついでではなく本当にアイス目的で行った)、宇都宮駅近くにある明治時代の建物を見学しましたl。
 受付の人にどこから来たのか聞かれた時、ついでに「レインボーアイスを食べに来たんです」と言ったら、まさかの「聞いたことない」でびっくり。50代ぐらいの方でしたが、レインボーアイスはさほど歴史は無いのかな…?

 こうしたアイスを私は「アイスクリン系統」と呼んでいます(アイスクリームとシャーベットの間みたいな食感のアイス)。他は長崎と高知、沖縄あたりが有名なのですが、レインボーアイスはここ2、3年で初めて知りました。こういうのは探せばまだまだあるのかもしれないなあと思いました。
 長らくネット検索して感じていることなのですが、昔よりもこうした些細な地元日常情報がヒットしやすくなっています。ネット全体の情報量は蓄積され続けて増えていると思いますが、それに加えて、SNSが発達するにつれ、皆がより「些細なこと」を発信するようになったので、情報が量、質ともに密になってきているような印象です。昔はみんな特別な出来事しか発信しませんでしたから。レインボーアイスを知ったのもそのお陰です。

 最終的になんの話だこれは。
 あと、地元の「バナナ最中」にもハマりました。その話も長いのでいずれまた。
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