9時頃起床。 ここのベッドはやけにふかふかで、泥のように眠れました。 初日で体調を崩しましたけれど、連日の早起きと適度な運動? のせいか、やけに健康になってきています。 イギリスの街並は日本に似ている気がする 朝食を食べ、11時頃にホテルを出ます。今日も雨が降るのかどうかという薄曇り。 行き先は大英博物館ですが、途中でベーカーストリートを通ってみます。 シャーロック・ホームズ ホテル。ベーカーストリート221bにはシャーロック・ホームズ博物館があります。 なんかこう…古い建物はさすがイギリスという感じですが、近代的な建物は日本と同じ。道路の感じも似ているので、なんだか日本にいるみたいな感覚が。 しばらくオックスフォードストリートを行くと、デパートなどが並ぶ街に出て、雰囲気は新宿か銀座かと言った様子。 関係ないけどフレディ。 ↓信号がやっぱり似ている。日本はこれをまねたのかな。 普通にこういう建物があるのはすごいなあ。 下調べ無しで大英博物館 大英博物館に到着。 ここはなんとタダ。すごいわー。入り口には大きな募金箱があって、あくまで個人の意思で払うものらしいです。 一応「他の通貨入れるな」って書いてありましたが、バンバン外国のお金が入っていました。まあ記念ということで。 内部についてたいして下調べもしていないので、適当に回ってみます。どうせ全部見るには何日もかかるのですから。 適当に2階に行ってみると、やけに細かい細工の装飾品のコーナーがあります。こ、これがスゴイ!!! 細かさで言ったら、日本とか中国がすごいと思っていましたが。全然です。イギリス…人間業じゃないですもう。 特にびっくりしたのがカービングで作られた携帯用の小さな厨子。もう、もう…理解不能な技術。いや、実際現実にこんなの作った人がいるわけだけど、いやしかし。 あまりの驚愕に、写真撮るのも忘却しました。うーあれはもう一回見たい!! で、またエジプトゾーンを見ました。 特別エジプト好きではないはずですが、でも面白いんですよね。農耕民族で多神教だし、物をコンパクトにしたがるし、どことなく親近感を感じます。 猫好きだし。 ヘレニズムゾーンなどもちょっと見ましたが、あまりピンと来ず。 こちらはロビー。 なんだかんだで疲れたので、ここで終了としました。もっと見たいのは山々なんですが、何しろ広大で。お土産を買って外へ。 そういや、イギリスは物価が高い! と感じました。感覚的には日本の倍って感じでした。ここでお土産を買ったら、手持ちのお金がなくなり、あとでATMにおろしに行きました。 大英博物館の向かい側のあたりに、ゲームショップがあったので寄ってみました。ゲームと言ってもパズルとかボードゲームとかのアナログゲーム。行かなかったけど、地下はTRPG商品があったっぽい。本場だわー。 店員のお兄さんはいかにもオタクで、日本語がちょっと話せました。秋葉原に行ってきたそうです。そのお兄さんはヒョロくて眼鏡なのですが、もう一人はハーレーダビッドソンに乗ってそうな、袖無しレザーを着た強面の人。なんだ、コントか? と思うぐらいに絵になる店でした…。 せっかくなのでスーツ 元来た道を引き返し、せっかくロンドンに来たので、とセヴィルローストリートへ。 「背広」の語源になった地名です。実際、テーラードの街らしいのですが…。ここ? おお、ここだ! よく見ると、両側のお店はほとんどがテーラード! 向かって右端は警察署だったと思います。静かで、銀座の裏通りと言った感じです。 店の前に地下入り口がある構造が一般的なのですが、覗くと、地下の窓の中で仕立てをしている机が見えました。作業場なんですね。 ここでこの旅のハイライト… 18時を過ぎたので、途中で適当なスーパーマーケットに寄って夕食を買い、ホテルへ戻ることにしました。 ここで、私がこの旅で一番グッときた瞬間が到来します。 レジの横の新聞売り場のスペースをぼんやり見ていたら、そこのレジの黒人の青年がなんだか笑顔です。なんだと思ってその視線の先を見ると、白人のヨボヨボ〜なおじいちゃんが、エロ新聞を吟味中。その真剣さたるや。青年に目線を戻すと目が合い、私らは声こそ出しませんが笑いあったのでした。そしておじいちゃんはその新聞お買い上げ。 …こ、これか! と思ったのです。世界には、日本と同じようなしょうもない日常があるのだ、ということです。そしてしょうもない笑いも存在し、それを共有する実体験。私にとってはとても感慨深い出来事でした。単なる面白エピソードでもありますが。 ホテルに戻るともうくたくたで、食後に荷造りをし、爆睡しました。 本当に、旅行の後半につれて健康になっている…。ハードスケジュール健康法。 明日はとうとう帰国です。 |