2006年6月18日 イギリス・ロンドン(1日目)


 今日は6時前に起床。は、早い。
 熱を計ると一応平熱です。良かった。


 ホテルのロビーに7時半集合。
 バスが来るのを待って乗り込み、シャルル・ド・ゴール空港へ。ここの空港の荷物チェックが一番厳しかったです。そのためカウンター前に行列が出来ています。この事が事前にわかっているので、この早起きだったわけです。個人の旅なら絶対わからないわ…。添乗員さんは偉大です。


 10時50分頃離陸。この時間の便でも朝6時前起きしなきゃいけないのね…。
 フライトは2,30分ほど。あっという間にヒースロー空港に到着しました。イギリス近いなあ。


ロンドンは渋滞
 空港を出ると、またチャーターバスが待っています。
 乗り込むと、そうだ、イギリスなので右ハンドルです。そういえば、歩道の信号もなんとなく見易い。特にイタリアの歩道の信号は小さくて、最初どこにあるのか判別できませんでした。道路の感じはイギリスが一番なじみ易いです。
 ついでに海外の車というものも、どこも日本とたいして変わらないんだなあと思いました。角の丸っこいフォルムで、銀色か白か黒か。車の流行は世界中一緒。そのため、道路の雰囲気はますます日本と変わりませんでした。

 バスでロンドン市内を観光にちょっと周ります。
 バッキンガム宮殿とか、首相官邸など。



 なんか、人が多い。車道も渋滞気味です。どうやらこの日、インド系の人々のパレード(だかデモだかストだか)があるからのようです。お陰でバスはのろのろで、予定通りとはいかない様子。バッキンガム宮殿まで行く事ができませんでした。

中国最高!
 それでも予定の場所でバスを降り、昼食のチャイナタウンの中華料理屋さんへ。
 テーブルについてまず我々のテンションを上げたのが、温かいお茶! ジャスミン茶だったかが大きなティーポットで各テーブルにでん、と。ああー中国最高! と思った瞬間です。
 やはり日本人はお茶がないと落ち着きません。普段、年齢に関わらず、結構な頻度でペットボトルででも日本茶なりウーロン茶なりを飲んでいます。いざそれが無い場所にいくと、何か、…何かおかしい、と徐々に気付かされます。飲まなくても死にはしませんけど、あった方がいいなあと。

 食事の写真は撮っていませんでした。食べ物が出て来ると、撮るより先に食べるからなあ。点心でした。
 唯一撮っていたのは、そのお店の誤植メニュー。もっとたくさんありました。



ユナイテッドキングダムは太っ腹
 15時頃から観光に戻り、ロンドン橋、ロンドン塔など見ました。




 ロンドン塔はちょうど千年前の建物らしいです。残るんですねえ。ここで処刑されたアン王妃の話はとても理不尽でかわいそうでした。

 ここまでの旅程で思った事のひとつには、「地震が無い地域の石造建築はすごい」という事です。何百年も残るのはすごい。しかし、一発ドカンと地震がきたらイチコロか、と考えるとにわかにうそ寒くなります。

 この敷地にイギリス王室の王杓や金銀の食器、冠などの歴代の品を展示した宝物館があり、見学しました。
 細工の細かさは圧巻です。金銀も宝石もキレイで豪華で凄いです。500カラットのダイアモンド。。そして、こんな貴重なものを見せてくれるんだなあと思いました。
 ちなみに床が動く歩道になっていて、ほとんど立ち止まれないようになっていました。立ち止まられるともう、混雑してしまいますからね。

 昔の生活様式再現した館もあり、そこは素敵でした。なんかあの…ラピュタでシータが閉じ込められていた部屋の窓辺そっくりのところがあったり。モデルになった場所なのかなあと思いました。
 拷問器具を展示したスペースもあるのですが、ここは人気で混雑しており、見る事ができませんでした。見てみたかったのでがっかり。T先生もそうおっしゃっていました。

イギリス最高!
 そんなこんなでホテルへ。やや郊外の大きなホテルです。
 しかし薄曇りですね。イギリスではこれ以外の天気を見ませんでした。




 そ、そして。


 キ、キターー!!! イギリス最高!! コングラッチュレイション(私に対して)!! ガッツポーズの瞬間です。
 これです、私が求めていたものは!!
 私は持って来ませんでしたが、カップ麺を持って来ていた人もいたようです。しかしそれはお湯あってのこと。ここに来てついに食べられますね。(お湯くれって頼めばいいんでしょうが、お湯って英語で何て言うのか…。hot waterだと風呂とかのお湯を指すらしいんですが…。)

 ところで、海外旅行に行くと日本食が恋しくなるというのが通説です。私も一応、小さい醤油ボトルなどを持って行きました。しかし全く恋しくならず、未開封。途中で他の方々の希望でラーメンとか寿司とか食べましたけど、全く必要性を感じませんでした。私は10日そこらではどうもならないようです。ただ、温かいお茶は必要だと痛感。
 あ、でも干し梅は何袋か持って行って、割と食べました。気分がすぐれない時なんかに食べるとすっきりして助かります。



 さて、写真では明るいですがもう20時ぐらいです。
 他の皆さんは近くのパブに行くそうですが、私は面倒なので辞退。近くにパン類も売っているお店があるそうなので場所を教えてもらい、そこへ。
 アラブ人のおじさんがやっている小さな商店があり、サンドイッチを購入、ホテルに帰る。
 …そういえば、飛行機の中で食べたサンドイッチもそうなのですが、塩気がほとんど無い。何か入れ忘れたのでは、と思うぐらいに。でもこれがここの普通なのかなー。やはりそのサンドイッチも塩気がありませんでした。先日お土産用に買ったゲランドの塩を開封し、かけて食べました(それでもあまりおいしくなかった…)。

 ロンドンが暗くなるのは夜中の0時ぐらいなのだそうです。
 まだ明るいけど、23時ぐらいに寝ました。暗くないのは変な感じです。でも、電気をつけなくていいので省エネですね。
 明日は自由行動で大英博物館へ行きます。



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