今日は7時少し前に起床。 寝台車は平気な方なので、よく眠れました。窓の外は小降りで、ちょっと肌寒いぐらいです。 朝食は部屋に運んでくれます。いい眺め…。 ありがたい事に、ポットにお湯があり、紅茶が飲めます。ちなみにポットはタイガーでした。オリエント急行に日本製品があったとは。 ふつーのパリ観光、ノートルダム寺院 9時頃にパリ東駅に到着。 降りると天気は曇り。雨ではなくて良かったです。 一度ホテルに行くのかと思いきや、すぐにチャーターバスに乗り、市内観光へ。 おなじみ、ノートルダム寺院です。中には大きなステンドグラスがあってとてもきれいなのですが、暗いのでうまく撮れませんでした。↓こんな。 ジャンヌ・ダルク像。 それより入り口が全て顔…。怖い。全員、誰々という聖人らしいです。その他大勢じゃないのね。 なんかこう、『吸血鬼ハンターD』に出て来た城を思い出します。 ふつーのパリ観光、ルーブル美術館 さっと見学し、次はルーブル美術館へ行きます。地下の駐車場からそのまま館内へ。 入り口に各国語の完璧なパンフレットが用意されていて、流石のインターナショナルっぷり。助かります。 とりあえず有名どころをパッパと見て行きます。絵画はドラクロアやダ・ヴィンチ、彫刻はヴィーナス、ダビデ、ニケなどを見ました。 驚いたのは、絵画以外は撮影OK! 太っ腹と思いましたが、海外ではこういう方が多いのだとか。しかし、ブレててすみません。 You Tube - ニケ像 それから、モナリザの絵の前は混雑しており、添乗員さんにはスリがいるので注意と言われました。うっとり見てたらいけないんですねえ。 モナリザは…テレビなどで見ている通りでした。よく見過ぎているので、さほど感慨無し。それより、その向かい側にあったアングルの『横たわるオダリスク』が超〜キレイでした!! これは本物ならでは! まるで陶器のようで、肌に筆の跡がまるでありませんでした。 さて、ここで昼食。 地下にあるレストランで、名物はエスカルゴだそう。食べたことがないのでどんなのかと思っていたら、たこ焼き焼き機のような丸いくぼみのあるお皿で出て来ます。バターのソースの中にエスカルゴが埋まっており、おいしい! エスカルゴそのものはつぶ貝のような食感で、さほど味は無し。おいしいのはソース。ああ、あれはまた食べたい。それから鴨肉とプリンを食べました。 ふつーのパリ観光、モンマルトルの丘 その後またバスに乗り、モンマルトルへ。 丘の上にはバスでは行けず、麓で一度降ります。麓の地帯はやや治安が悪いので注意と言われました。 頂上へは階段か、有料のゴンドラ(見た目はエレベーター)で行きます。階段は、その昔「ダーバン」のCMでアラン・ドロンが撮影した場所だそうです。が、結構な段数なので皆ゴンドラへ。乗り場の側にはメリーゴーランドが。よく映画に出て来る場所ですね。 ↑ゴンドラ(斜めに動くエレベーター的なもの)。左側の木立の並んでいるところが階段。む、無理そう。 上がってみると、丘とは言え結構な高さで、見晴らしもいいです。 そしてちょっと歩くと、有名な画家通りに出ます。一通り見ましたが…。私的には「絵画」を描いている人は1人いるかいないかの印象。ほとんどは何て言うか…「イージー・アート」。ラッセンとかそういう感じ。売る目的で量産してる感じです。ま、いいですけど。 同行者のうち数人は買っておられました。すごいなあ。 ところでゴンドラの側に、なんとガチャガチャが設置してある! 見ると、ガラスにぶつけるとひっつくおもちゃのようでした。うわー、ジャリ玩具は万国共通なのか。感慨深かったです。 再びバスに乗り、凱旋門やエッフェル塔をバスの中から見ました。 凱旋門は門だから2本足かと思っていましたが、4本足。そして上にのぼれるんですね。屋上に観光客がたくさん見えました。 そして…なぜか三越に。三越パリ支店です。ブランドものをいくらか割引で買えるシステムのようです。もちろん私はそんなお金はない上、路上のガチャガチャに想いをはせる人種ですので、ぼんやりするだけで終了。他の人は何か買ったのかな。 ホテルの名前は普通じゃなかった ここでやっとホテルに到着。 シャンゼリゼ通りの横道を1本入ったところにある、ホテル・カルフォルニア!! えー!! パリなのに。 なかなかにかわいい部屋! 窓からは中庭が見おろせます。 ちなみにここのエレベーターはMITSUBISI製で安心。しかもエレベーターにもカードキーを刺さないと動かない仕組みでした。 不思議だったのはトイレの仕組み。水を流す取っ手が横になく、タンクの真上にある円筒形の金属を上に持ち上げる仕組み。一瞬わからなくて焦ります。 そしてこのホテルにも…ポットが無く、がっかり。 良かったのはテレビ。なんと『NHK海外』が映る! 日本語! つけてみたら瀬戸内寂聴の番組! なんじゃろーこの不思議な感じ。 ついでなので海外のテレビアニメの事 テレビについては、これまで必ずカートゥーンネットワークが放映されていました。もちろんここではフランス語。番組内容は同じラインナップでした。 しかしパリではどう見ても日本くさいアニメが。なんだっけと思ったら『ハニーハニーのすてきな冒険』。動いてるの初めてみました。何故、今? それから、パリではカートゥーンネットワーク以外だった記憶なのですが、謎のSFバスケ風スポーツのアニメもやっていました。フランスのアニメなんでしょうか。 「カ」…。 やけに日本風にしようという痕跡が認められます。名前も日本の名前に似た雰囲気でした。作りもCGが交えてあったりしました。 カートゥーンネットワークのアニメは、軒並み素晴らしい美術で出来上がっていると感じました。日本人の肌に合う合わないは別として、絵のレベルは高いです。これを見て育つなら、外国の子供は大丈夫だ、と思いました。 しかし残念に思ったのは『ティーン・タイタンズ』というアニメ。これも日本のアニメ風にしようと努めているアニメなのですが、私としては…日本のアニメの駄目なところをそっくりたどっているとしか…。見ていて恥ずかしくてしょうがなかったです。。外国の人の中には、日本のアニメだと思っている人もいるんでしょうねえ。主題歌はパフィー。日本でもカートゥーンネットワークで見れます。 今さら船酔い 夜は、マジシャンのBさんの知り合いが経営しておられる、マジックショー付きの船上レストランへ行く事に。 もちろんセーヌ川です。ノートルダムの側でした。 マジックショーはもちろんフランス語。もしやと思っていましたが、これが…言葉がわからないと面白くない類いだったのです。寝そうで寝そうで大変でした。実際寝ちゃってた人も。。Bさんすみません。 食事はおいしかったのですが、この川のゆるやか〜な揺れが徐々に…船酔い。私は途中で岸に上がってしまいました。うーむ、船酔いしたのはもしかして初めてかも…? おかげで夜のノートルダムが見れました。 明日はベルサイユ宮殿を見に行きます。 |