2006年の6月9日〜20日に、ヨーロッパ旅行に行って参りました。 私は言葉が通じない、ということに恐怖を感じます。そのため自分では一生海外旅行には行かないだろうと思っていたのですが、ある大先生のご好意によって、ロハで! 行ける事に! 添乗員さんもついてのグループ旅行なので安心。ならばと甘えさせていただきました。T先生ありがとうございました(一生土下座)!! しょっぱなからカス写真で申し訳ありません。行きの飛行機の座席です。 金、服、重量問題、そして歯 今思えば、一番大変だったのは旅行の前です。海外はもちろん、国内旅行にも行かないものですから、何が必要か、またどれくらい必要か、でかなり悩みました。 特に悩んだのは、順当にお金の持って行き方、服と靴です。それからスーツケースの大きさ。 服などの荷物の量もそうですが、空港では重量制限があるため(22kgまでだったかな)、悩みました。ちなみに実際は20kgでセーフでした。 服は、旅程の中にドレスコードのある場所が数カ所あるので、その対策が必要でした。特に靴は持っていくとなるとかさばるので悩みました。 お金は、普通の人ならクレジットカードでしょうが、私は持っていません(職業柄作る事ができないので)。ある程度は現金にしましたが、調べたところシティバンクの口座が便利と知り、これのお世話になりました。これがあれば海外のATMで現地の通貨で引き出せます。そして口座は残金ゼロで使わなくなると、自動的に消滅します。便利! それから他に焦ったことが。 出発の2日前だったかに、突然歯が痛くなって歯医者に駆け込みました。診てもらうと、虫歯でもないのに神経が腐っているとか。海外旅行に行くと話したら、気圧で激痛になっていたかもと言われて危機一髪でした。化膿止めの抗生物質を出してもらいました。お陰さまでその後は大丈夫でした。向こうに行ってから痛くならなくて本当によかったです。 機上12時間 出発当日の朝、成田エクスプレスで成田空港へ。 空港に着いて驚いたのは、さすがT先生…出発まで待つための個室がとってあるのです。海外旅行の「普通」というものを知りませんが、たぶん普通じゃないだろうなと思いました。 さて時間になり、ブリティッシュエアウェイズでまずはイギリスのヒースロー空港へ行きます。最初の行き先はイタリアですが、イギリス経由で行きます。 離陸してしばらくは、乱気流のせいかかなり機体が上下しました。遊園地の「バイキング」みたいな感じ…。飛行機は初ですが、あまり深く考えないことにしていたので、そんなに怖くありませんでした。 当時はちょうどエコノミー症候群が問題になっていた時期で、しきりに注意されました。それにアテンダントさんが頻繁に飲み物をすすめてくれます。 が…普段パソコンの前に座りっぱなしのせいか、まるで平気でした。ただし、一切眠れません。私はもともと外で眠れないタチなので、しょうがありません。 ちなみに私の席の近辺を担当するアテンダントさんはインド系っぽく、とてもかわいかったです。 そう言えば、昼食に魚を頼んだら、甘辛い日本食の味つけでびっくり。日本発の便とは言え、こういう味って外国の人は大丈夫なのかなと思いました。 日本時間の午前2時近くにヒースロー空港に着。すぐにローマ行きのアリタリア航空に乗り換えました。 窓の外は夕暮れ、たぶんウラル山脈とかそういうのであろう尾根がミニチュアに見えました。 ちなみに、この青いエンジンにはロールスロイスと書いてありました。 窓の側ってすごく寒いんですね。 座席の画面には今の高度や位置、外気温が逐一表示されるので感心しました。マイナス50度とは、すごい。 イタリア到着 すっかり暗くなり、ダヴィンチ空港に到着。現地では22時頃です。 チャーターされたバスに乗り、ローマ市内のホテルへ。 バスの運転手がザ・イタリア男といった風情で驚愕しました。制服が無く、本当にジローラモさんみたいなファッションなのです。しょっぱなから…本当なのか、イタリア…。とてもいい方でした。 添乗員さんによると、こちらでは「炭酸入りの水」がポピュラーに売られており、日本人は間違えて買いがちなので気をつけるようにとのこと。慣れない人にはかなりまずいのだそう。 あと、ホテルの水道水も飲まない方がいいそうでした。飲めないわけではないでしょうが、体に合わない可能性があるようです。 と言うわけで、着いてまず買ったのはペットボトルの水です。ちなみにこの頃は、飛行機への液体持ち込みがOKでした。 ホテルのロビー。この日はもう寝るだけです。 右の荷物が汚くてすみません。私のです。 |