演目は『祇園祭礼信仰記』『碁太平記白石噺』『連獅子』。
初めて見ましたが、思っていたよりも理解しやすく、面白かったです。
子供の頃からよく「人形劇」(教育テレビなども含む)を見て育ちますが、あれらもこういう伝統の先にあるものなんだな、と感じました。
パンフレットには全てのセリフが書かれた本が付いているので安心。
会場はほぼ満席で、混んでいました。
『祇園祭礼信仰記』はアクションが大きくて、舞台装置も大掛かりで楽しく、明るめの話だったのでかなり初心者に良かったかも。一緒に行った友達も言っていましたが、最初から心中ものってのも重過ぎますし。
セリフは舞台脇のスクリーンに字幕表示されますが、これはそれを読みながらじゃないと、若干言い回しが難しいです(戦国時代が舞台なので?)。
『碁太平記白石噺』は前半がコメディで、子供のころ見る「人形劇」の祖形を見た気がします。言い回しは江戸時代が舞台なので平易で、字幕を読まなくても理解できました。人形遣いには人間国宝の吉田文雀さんが。NHK『日本の伝統芸能』の『文楽入門』観てました。
『連獅子』はほぼ舞踏。人形なら頭をぶんぶん振り回しても目が回らないですね。
全体的には、今回は一番うしろの席だったせいか、太夫(語りをする人)の個性や上手下手の占める割合が大きいと感じました。今度はもっと近くで人形を見てみたいなあと思いました。
と言いつつ次は雅楽かな。能もまた見たいです。
それから、国立劇場で目当てだったのがこちら、たちいりハルコ先生のグッズ!
「親子で楽しむ歌舞伎教室」のチラシがあったらそれも欲しかったのですが、置いてなかった…残念。
ついでに、売店で売っていた見慣れない飴。
関西の製品らしいので、そちらではよくある飴なのでしょうか。
ハイドロップレモンのパッケージはかなり昭和でイイ。
ナウ。
(もちろんですが読み方は「のう」。)
未承認 2013/02/02 (土)03:46 編集・削除
管理者に承認されるまで内容は表示されません。